こんな疑問を解決できる記事になっています。
結婚式の見積もりをもらうときの注意点3つ
結婚式の見積もりを賢くもらうための方法5つ
複数の式場で見積もりをもらって比較しよう
見積もりをもらったら値引き交渉をしよう
今回は、結婚式の見積もりをもらう際の注意点を解説します。
結婚式の予算の計画を立てて、費用を節約するためには、しっかりとした見積もりを作成してもらうことは必須です。
これから紹介する内容を実践すれば、誰でも賢く結婚式の見積もりをもらうことができるようになりますよ。
目次
結婚式の見積もりはアップするものと思え!
よく「結婚式の見積もりは最初よりもアップするものだ」「最初に出してもらった見積もりはあてにならない」と言われます。
結婚式の費用が見積もりよりも上がったカップルの割合は79.3%。見積もりよりも上がった金額の平均は111万円です。
やはり、最初の見積もりがあてにならないと言われるのも頷けますよね。
実際の費用からかけ離れた見積もりでは、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。注意点をしっかりと押さえたうえで、見積もりを作成してもらいましょう。
僕も、最初の見積もりから150万円ほどアップしました。準備不足だったと反省しています。
結婚式の見積もりをもらうときの注意点3つ
結婚式の見積もりをもらうときの注意点は以下の3つです。
結婚式の見積もりをもらうときの注意点3つ
- 見積もりに含まれていない費用を忘れずに
- 「今日契約してもらうと」には要注意
- 安く見せるために低めに設定していることもある
1つずつ詳しく解説していきます。
注意点①:見積もりに含まれていない費用を忘れずに
結婚式場で見積もりを作成してもらいますが、それはあくまで式場に支払うお金であり、それ以外にも費用がかかります。
ざっと下記のようなものが挙げられます。
見積もりに入らないもの一覧
- 結婚指輪代
- リングピロー代
- ブライダルエステ・ネイル代
- インナーや靴下などの衣装代
- 手づくりアイテムの材料費
- BGM用のCD代
- 招待状の切手代
- ゲストの交通費・宿泊費
- ゲストの移動のタクシー代
- 各種役割をお願いした人へのお心付け
- 家族の衣装・着付け代
- ドリンクの追加料金
式場に支払う以外の費用があることを忘れないように気をつけましょう。
見積もりに入らない項目について気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
注意点②:「今日契約してもらうと」には要注意
式場見学に行くと、「今日ご契約いただければ◯万円値引きします・オプションとして◯◯をサービス致します」などと言葉巧みに誘惑してくることも。
つい乗ってしまいそうですが、それに引っかかってはいけません。
「今日だけ」と特典をうたっていても、ほとんどの場合は値引き交渉で同程度まで下げることが可能です。
「今日だけ」「期間限定」などの言葉に惑わされず、冷静に対処しましょう。
注意点③:安く見せるために低めに設定していることもある
「これくらいの安い値段で結婚式が挙げられますよ」とアピールするために、実際の金額よりも低い見積もりを出してくる式場もあります。
一番低いランクで見積もりを出して、安くなったように見せているだけなので、要注意です。
本当に割引されているのか、安く見せるためにランクを下げているのかをしっかりと見極めましょう。
結婚式の見積もりを賢くもらうための方法5つ
上記で紹介した内容に注意しつつ、次は賢く見積もりをもらうための方法をご紹介します。
これができるかどうかで、後からの大幅な見積もりアップを防げるかが決まります。
結婚式の見積もりを賢くもらう方法5つ
- 式場間で条件を合わせる
- 見積もりは最高ランクで作ってもらう
- ランクアップしそうな項目を洗い出す
- プランや割引の内容をしっかりと確認する
- ゲストが1人増えることでどのくらいの料金がプラスになるか把握する
どれも大事になるので、1つずつチェックしてみてくださいね。
その①:式場間で条件を合わせる
式場を決める際は、複数の式場に見学に行く方がほとんどだと思います。
見積もりを出してもらう際は、必ず式場間で条件を合わせるようにしましょう。
条件が違えば、見積もりを正しく比較することができないからです。
具体的には、以下の4つの条件を合わせると良いです。
- ゲストの人数
- ご祝儀金額
- 各種項目のランク
- 日程
例えば、ゲストの人数を50人と60人で見積もった場合だと、見積額に差が出てきて当然です。
賢く見積もりをもらうために、式場間で条件を合わせましょう。
その②:見積もりは最高ランクで作ってもらう
見積もりを最高ランクで作ってもらえば、基本的にその金額よりもアップすることはありません。
そもそも、最初の見積もりは最低ランクで構成されていることが多いのです。
そこからゲストが増えたり、オプションを追加していくのが見積もりアップのからくりです。
最初から最高ランクの見積もりを作ってもらえば、後からアップするのを防ぐことができます。
詳しくは、以下の記事で詳しく解説しています。
その③:ランクアップしそうな項目を洗い出す
見積書の項目の中でも、後からランクアップしやすい項目があります。
例えば、料理や引出物はランクアップすれば当然見積もりはアップするし、ゲスト数が増えれば増えた分だけ追加料金がかかります。
また、お色直しでドレスを追加するとなれば、数十万円のアップは避けられません。
あらかじめ、ランクアップしそうな項目を洗い出しておき、どこまでの費用アップを許容できるかを把握しておきましょう。
以下の記事で、見積もりが上がりやすい項目を解説していますので、参考にしてみてください。
その④:プランや割引の内容をしっかりと確認する
多くの式場では、お得なプランや特典を用意しています。
一瞬、「安い」と思ってしまいがちですが、その内容をしっかりと確認しましょう。
もしかしたら、ドレスは最低限のもので希望のものがなかったり、料理のランクが一番低く設定されていたりすれば、後から追加やランクアップをすることになります。
プランや特典といった言葉に惑わされず、しっかりとその内容を確認しましょう。
その⑤:ゲストが1人増えることでどのくらいの料金がプラスになるか把握する
見積もりが上がる理由の一つがゲストの人数が増えることです。
ゲスト1人あたりにどの程度の費用がかかるのかを把握することで、予算の計算がしやすくなります。
ゲストに関わる費用は「料理関連、引出物関連、ペーパーアイテム類、席料」です。
これらの単価を合計すると、ゲスト1人が増えることでどのくらい料金がプラスになるかを計算することができます。
複数の式場で見積もりをもらって比較しよう
いくつかの式場に行って、複数の見積もりをもらったら、それらを比較してみましょう。
合計金額だけでなく、一つひとつの項目を細かくチェックしていきます。
同じ金額であっても、式場によって内容に差があるので注意してください。
比較をすることで、不要なものを削ることができ、節約のポイントもみえてきますよ。
結婚式の見積もりの比較について知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
見積もりをもらったら値引き交渉をしよう
複数の式場の見積もりを比較・検討したら、本命の式場に値引き交渉しましょう。
値引き交渉は契約前が鉄則です。結婚式場の見積もりは値引きされる前提で計算されています。
しっかりと予算の計画を立てたうえで、遠慮せずに値引き交渉にチャレンジしてみましょう。
値引き交渉ついては、以下の記事で詳しく解説しています。
結婚式の見積もりの注意点まとめ
結婚式の見積もりの注意点や賢い見積もりのもらい方について解説してきました。もう一度、内容を振り返ります。
結婚式の見積もりをもらうときの注意点3つ
- 見積もりに含まれていない費用を忘れずに
- 「今日契約してもらうと」には要注意
- 安く見せるために低めに設定していることもある
結婚式の見積もりを賢くもらうための方法5つ
- 式場間で条件を合わせる
- 見積もりは最高ランクで作ってもらう
- ランクアップしそうな項目を洗い出す
- プランや割引の内容をしっかりと確認する
- ゲストが1人増えることでどのくらいの料金がプラスになるか把握する
やり方を知っていれば、結婚式の費用を大きく節約することができます。
式場に言われたことをそのまま受け入れていたら、せっかく値引き交渉のチャンスも無駄にしてしまいます。
見積もりの注意点を知って、賢く結婚式費用を節約しましょう。
結婚式の見積もりをもらったら、チェックすべきポイントは以下の記事で解説しています。
・結婚式の見積もりを作成してもらうときの注意点って?
・賢い見積もりのもらい方はあるの?