結婚式の見積もりチェックポイント12個

結婚式費用

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プレ花嫁&プレ花婿

・結婚式の見積もりをもらうときに気をつける点を知りたい

・結婚式の見積もりをもらったら何をチェックすればいいの?

こんな疑問を解決できる記事になっています。

 

結婚式の見積もりは、初回の金額よりもどんどんアップしていくと言われています。

しかし、最初の見積もりをもらった時点からしっかりとチェックしておけば、見積もりアップを防ぐことができます。

そこで今回は、結婚式の見積もりのチェックポイント12個を解説します。

この記事を読んでから式場見学やブライダルフェアに参加すれば、結婚式の見積もりをもらった際に見るべきポイントがわかり、見積もり交渉も進めやすくなりますよ。

 

結婚式の見積書は基本9項目で構成されている

結婚式の見積書は基本9項目で構成されている


結婚式の見積書は、大きく分けて以下の9項目で構成されています。

 

結婚式の見積書の項目9つ

  1. 挙式料
  2. 衣装代
  3. 料理関連
  4. 会場関連
  5. 写真・映像関連
  6. 会場装花
  7. 引出物関連
  8. ペーパーアイテム
  9. サービス料

 

どんな項目があるのかを知っておくと、自分達が大切にしたい項目や節約したいポイントがつかみやすくなるかと思います。

上記の項目については、以下の記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてくださいね。

 

結婚式の見積書の項目9つを解説

 

見積もりを作成してもらう際の事前準備2つ

見積もりを作成してもらう際の事前準備2つ

 

式場見学やブライダルフェアに参加して、見積書を作成してもらうのに必要な事前準備があります。

 

結婚式の見積もりを作成してもらう際の事前準備2つ

  1. ゲストの人数をある程度確定させておく
  2. 時期・お日柄・曜日・時間帯を決めておく

 

上記の2つが違えば、見積額は大幅に変わってきます。

「まだイメージがついていないから行ってから考えよう」「会場を見てからでも大丈夫」と思っている方は、ぜひ一度考えてみましょう。

 

事前準備①:ゲストの人数をある程度確定させておく


ゲストの人数をある程度確定させておくことが必要です。

ゲストの人数が増えるのは、見積もり額がアップする大きな要因です。出席できるかどうかは置いておいて、思いつく限りの最大人数を把握しておきましょう。

少なく見積もってしまうと、後から大幅な見積もりアップをくらいます。

僕たちは50名の想定で見積もりを出してもらいましたが、実際のゲスト数は81名でした。ゲスト数は1割増しくらいで多めに見積もっておくと良いかと思います。

 

事前準備②:時期・お日柄・曜日・時間帯を決めておく


見積もりをもらう前に、時期・お日柄・曜日・時間帯も決めておきましょう。

なぜなら、条件が違えば費用も大きく変わってくるからです。

 

  • 時期:人気シーズンの3月〜5月・9月〜11月に比べて、オフシーズンの7〜8月・12月〜2月のほうが安くなる
  • お日柄:大安よりも仏滅や赤口の日は安くなる
  • 曜日:土日よりも平日のほうが安くなる
  • 時間帯:昼間よりもナイトウェディングのほうが安くなる


上記のように、同じ内容・プランでも、いつ結婚式をするかによって大幅に金額が変わってきます。

場合によっては、数十万円〜100万円程度安くなることがあります。いつやるのかを決めてみましょう。

 

結婚式の見積もりで必ずチェックするポイント12個

結婚式の見積もりで必ずチェックするポイント12個


結婚式の見積もりをもらったら、合計金額を見るのはもちろんですが、一つひとつの項目についてしっかりとチェックする必要があります。

一つひとつの項目をチェックしていけば、どの項目が原因で費用が高くなっているのかがわかるからです。

 

結婚式の見積もりチェックポイント12個

  1. 税抜か税込か
  2. 持ち込み料はどうなっているか?
  3. プランの割引や含まれる内容
  4. 料理・ドリンクのランク
  5. ドレスの種類やお色直しの回数
  6. ヘアメイクや着付け
  7. 装花・装飾のランク
  8. 引出物の品数やランク
  9. 写真撮影やアルバムのランク
  10. ビデオ・ムービーの作成や撮影
  11. 各種演出
  12. サービス料

 

1つずつ解説していくので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

1:税抜か税込か


意外と見落としがちなのが、価格が税抜か税込かです。

少しでも費用を安く見せようと、税抜の金額を記載している結婚式場もあります。

仮に300万円と書かれていても、税込なら330万円ですからね。

税込か税抜かは必ず確認するようにしましょう。

 

2:持ち込み料はどうなっているか?


持ち込み料がかかる式場か、かからない式場かによって、予算は大きく変わってきます。

持ち込み料は契約前に必ず確認しましょう。

契約後に持ち込み料を無しに変更することは不可能です。

ぴーこ
僕が結婚式を挙げた式場では、持ち込み料は全くかかりませんでした。もし、持ち込み料がかかる式場を選んでいたらと思うと、ゾッとしますね。

持ち込み料については、以下の記事でチェックしてみてください!

結婚式 持ち込み 安くする

結婚式は持ち込みで安くしよう【僕が実際に持ち込んだ物を紹介】

 

3:プランの割引や含まれる内容


結婚式によっては、お得なプランを用意してくれています。

プランはたしかにお得ではありますが、必要最低限の内容しか含まれていない場合が多いです。

プラン=お得と安易に考えるのではなく、いくら割引されているのか、何がどういう内容で含まれているのかをしっかり確認しましょう。

ぴーこ
僕も、プランを利用しましたが、妻が着たいウェディングドレスがプラン内に含まれていなかったので、5万円の追加料金を支払うことになりました。

 

4:料理・ドリンクのランク


料理やドリンクは結婚式のおもてなしで肝になってくる部分。

多くの式場では、「松・竹・梅」のようにいくつかのランクが設定されており、そこから選びます。

ドリンクも品数や種類によってランクがあります。料理・ドリンクでは以下のことがチェックポイントです。

 

料理・ドリンクのチェックポイント

  • 料理とドリンクのランク
  • 品数やボリュームは十分か
  • 子供やお年寄り、アレルギーに対応しているか


最初の見積もりでは、一番低いランクで計算されていることが多いので、しっかりと確認しておきましょう。

 

5:ドレスの種類やお色直しの回数


ウェディングドレスは、ゲストから注目を集めるもの。

写真にもずっと残るので、こだわりたい新婦も多いはず。以下のことを確認しましょう。

 

衣装のチェックポイント

  • 見積もられている金額で対応できるドレスの種類
  • お色直し用のドレスが見積もりに含まれているか


ウェディングドレスが一番安い値段で計算されていて、それよりもランクの高いものを選ぶと追加料金が発生することがあります。

カラードレスも1着レンタルするのに20万円以上かかるのが普通なので、お色直しをするかどうかで大きく金額が変わってきます。

 

6:ヘアメイクや着付け


結婚式当日は、式場が提携しているメイクさんがヘアメイクと着付けを行ってくれます。

ヘアメイク・着付けでは、以下をチェックしてみましょう。

 

ヘアメイク・着付けのチェックポイント

  • ヘアメイク・着付け代が見積もりに含まれているか
  • ヘアメイクリハーサルは別に料金がかかるのか


当日にどんな髪型・メイクにするかを打ち合わせる「ヘアメイクリハーサル」を行う場合、オプションとして追加料金がかかることがあります。

また、当日に親族が式場で着付けやメイクをすることもあります。その場合の料金も確認しておくと良いかと思います。

 

7:装花・装飾のランク


装花・装飾のランクも一番低く見積もられていることが多いです。

「これくらいのボリュームです」と言われてもイメージが難しいと思うので、実際に写真を見せてもらうのがおすすめです。

ブライダルフェアに参加した際にゲストテーブルやメインテーブル(高砂)など会場の装飾を写真に残しておいて、それがどのランクなのかを確認してみるのも良いですよ。

 

8:引出物の品数やランク


料理と同じく引出物は大事なおもてなしのひとつ。

あとからのランクアップで費用が上がりやすい項目です。引出物は以下のことをチェックしましょう。

 

引出物のチェックポイント

  • 引出物の品数や金額
  • 引出物の袋代は含まれているか


引出物は当日に渡さずに、結婚式が終わってからゲストの自宅に郵送する方法もあります。

 

9:写真撮影やアルバムのランク


写真撮影やアルバム作成に関しては以下のことを確認しましょう。

 

写真・アルバムのチェックポイント

  • 何カット撮ってもらえるか
  • アルバムの費用はいくらか
  • 撮影したデータはもらえるのか


式場によっては、撮影したデータをもらえなかったり、当日の撮影とアルバム作成がセットの場合もあります。

データだけをもらって、自分達でアルバムを作成すれば、大幅に節約が可能です。

僕は、アルバムを作る手間がもったいないなと思ったので、当日の写真撮影からアルバム作成まで全て式場にお願いしました。

 

10:ビデオ・ムービーの作成や撮影


ビデオ・ムービーに関しては、大きく2つにわけられます。

  • 事前に編集しておいたものを披露宴中に流すオープニングムービー・プロフィールムービー・エンディングムービー
  • 結婚式当日の様子を撮影して、披露宴の最後に流す当日ムービー


いずれも式場にお願いすることは可能ですが、外部業者に頼んだほうが安く済む場合が多いです。

僕は、プロフィールムービーを外部の業者に発注して安く済ませました。当日にビデオ撮影をしても、後から見る機会が無いだろうなと思ったので、ビデオ撮影はしませんでした。

 

11:各種演出


何か演出を行う場合は、オプションで追加料金がかかります。

結婚式の演出で一般的なものとして、挙式での生演奏、フラワーシャワー、カラオケ、キャンドルサービスなどが挙げられます。

やりたい演出が見積もりに含まれているか、その費用はいくらかを確認しましょう。

 

12:サービス料


サービス料とは、料理・ドリンクの配膳などのゲストのおもてなしにかかる料金のこと。

式場スタッフの人件費ともいえます。飲食代や席料に対して10%程度かかるのが一般的です。

サービス料は意外と忘れがちな項目です。

何に対してサービス料がかかるのか、どの程度の割合かをチェックしましょう。

 

要注意!見積もりに含まれない項目もある

要注意!見積もりに含まれない項目もある


結婚式の見積書に載っているものは、あくまで結婚式場に対して支払うものです。

見積もりには含まれていないけど、それ以外にかかる費用もあります。

見積もりに入らない項目も把握しておくことで、結婚式費用の全体像が把握しやすくなります。

見積もりに含まれないものについて知りたい方は、以下記事を読んで確認してみてください。

 

結婚式の見積もりに入らないものリスト12個【忘れがちな項目をチェック】

 

見積もりアップを防ぐには「最大限の内容で見積もりを作ってもらう」

見積もりアップを防ぐには「最大限の内容で見積もりを作ってもらう」


上記で紹介したポイントをふまえて、抜け漏れがないように見積もりを作成してもらいましょう。

とはいえ、打ち合わせを重ねていくうちに、見積りがアップしていくこともあるでしょう。

実際に8割のカップルが、最初の見積もりよりも費用が上がっているというデータも出ています(ゼクシィトレンド調査2020調べ)。

そこで、見積もりアップを防ぐためのポイントは、「最大限の内容で見積もりを作ってもらう」ことです。

以下記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてくださいね。

 

結婚式の予算オーバーを防ぐためには?【対策はたった1つ】

 

見積もりのチェックが済んだら、他の式場と比較!

見積もりのチェックが済んだら、他の式場と比較!


複数の式場の見学やブライダルフェアに参加して、見積もりを作成してもらったら、式場間で見積もりを比較してみましょう。

最大限の見積もりを作ってもらい、いくつかの見積もりを比較しているうちに、「これは絶対に入れたい」「これは無くても良さそう」などと、本当にこだわりたい部分や必要な項目が出てくると思います。

見積もりの比較については、以下の記事で確認してみてくださいね。

 

結婚式の見積もりの比較する5ステップと比較する基準3つ

 

結婚式見積もりのチェックポイントまとめ

結婚式見積もりのチェックポイントまとめ


結婚式の見積もりのチェックポイントについて解説してきました。簡単に内容をまとめます。

 

結婚式の見積もりを作成してもらう際の事前準備2つ

  1. ゲストの人数をある程度確定させておく
  2. 時期・お日柄・曜日・時間帯を決めておく

 

 

結婚式の見積もりのチェックポイント12個

  1. 税抜か税込か
  2. 持ち込み料はどうなっているか?
  3. プランの割引や含まれる内容
  4. 料理・ドリンクのランク
  5. ドレスの種類やお色直しの回数
  6. ヘアメイクや着付け
  7. 装花・装飾のランク
  8. 引出物の品数やランク
  9. 写真撮影やアルバムのランク
  10. ビデオ・ムービーの作成や撮影
  11. 各種演出
  12. サービス料

 

式場によって見積もりの形式は違うと思いますが、基本の項目や見るべきポイントは一緒です。

見積もりをもらったら、金額だけでなく各項目の内容をしっかりと確認しましょう。

見積もりのチェックポイントがわかれば、後からの大幅な費用アップは防げますよ。

2人でしっかりと話し合い、賢く結婚式費用を節約しましょう。