こんな疑問を解決できる記事になっています。
結婚式費用の相場
結婚式費用の内訳は大きくわけて9種類
見積もりに含まれていない項目
結婚式準備を始めたいけど、結婚式費用の内訳がわからないと、予算の計画や節約のポイントが見えてきませんよね。
そこで今回は、結婚式費用の内訳を項目ごとに詳しく解説します。
この記事を読めば、結婚式費用の内訳がわかり、予算の計算がしやすくなりますよ。
目次
結婚式費用の相場は?
結婚式(挙式・披露宴・パーティー)の平均費用は362万円です(※ゼクシィ 結婚トレンド調査2020 調べ)。
もちろんゲスト数や演出によって変動はあるにせよ、一般人にとってはかなり高額ですよね。全てを自分達で賄うわけではありませんが、結婚式は本当にお金のかかるイベントです。
これだけお金をかけて行うものなので、少しでも安く済ませたいところです。
結婚式費用の内訳【大きく分けて9種類】
では、結婚式ではいったい何にそんなにお金がかかっているのでしょうか?
結婚式の費用は項目ごとで、大きく以下の9種類にわけられます。
結婚式費用の項目9つ
- 挙式料
- 衣装代
- 料理関連
- 会場関連
- 写真・映像
- 会場装花
- 引出物関連
- ペーパーアイテムアイテム
- サービス料
それぞれの項目に関して、相場もあわせて解説していきます。
なお、データはゼクシィトレンド調査(2020)を参考にしています。
挙式料
挙式料は、チャペルや神殿で挙式を行うのにかかる費用のこと。
挙式料の内訳は以下の通りです。
- 神前式:5万円〜20万円
- 人前式:10万円〜15万円
- 教会式(チャペル式):10万円〜25万円
挙式中の演出として、生演奏やフラワーシャワーなどを行うとさらに追加料金がかかることもあります。
衣装代
結婚式で一番費用がかかるのが衣装代とも言われています。
グレードやお色直しをするかどうかで、費用は大きく変わってきます。
なお、一般的には和装のほうがタキシード・ドレスよりも高いようです。
新郎衣装:10万円〜15万円
新郎衣装は、タキシードや靴などで合計10万円〜15万円です。
お色直しで新婦がカラードレスを着るのに合わせて新郎の衣装もチェンジすると、2着分でさらに費用がかかります。
新婦衣装:25万円〜50万円
結婚式の目玉ともいえるのが、新婦の衣装です。ドレスは1着で軽く20万円を越えますね。刺繍が入っていたり、レースの素材になるとプラス数万円は料金がアップします。
ヘアメイク・着付け:3万円〜5万円
結婚式当日に衣装を着たり、お化粧をするのにも人手が費用なため、ヘアメイク代もかかります。
和装にすれば、ドレスやタキシードよりも着付けに必要な人数が多いため、さらに料金がアップします。
料理関連
結婚式にきてくれるゲストをおもてなしするうえで欠かせないのが料理です。
料理はゲストが楽しみにしているもののひとつで、満足度にも関わってきます。
料理:1人あたり1.2万円〜1.8万円
式場によって様々な料理のプランが用意されています。
たいていの式場では、ランクが3段階にわかれていて、初回の見積もりの時点では一番下のランクで計算されていることが多いので、要注意。
見積もりをもらった時点で、どのランクに設定されているかを必ず確認しておきましょう。
ブライダルフェアなどで実際に試食できれば、選びやすくなると思います。
ドリンク:1人あたり3,000円〜5,000円
結婚式はフリードリンク(飲み放題)が一般的です。
ドリンクも種類によって、値段が違ってきます。
ウェルカムドリンクや乾杯用で別に頼めば、追加料金がかかることもあります。
ウェディングケーキ:5万円〜8万円
ウェディングケーキは演出に使われますが、その後はカットしてゲストにも食べてもらいます。
1人あたりに換算すると、800円〜1,200円くらいです。
ケーキだけでなく、デザートビュッフェのオプションを用意している式場も多く、女性ゲストにとても喜ばれると思います。
会場関連
結婚式では会場を使用するのにもお金がかかります。
会場関連の料金は、人件費としてかかっているものが多いようです。
会場使用料:5万円〜20万円
会場使用料としては、5万円〜20万円が相場です。
ゲスト数が多ければ多いほど広い会場になるので、費用は高くなります。
結婚式当日に時間が押してしまえば、追加で料金を徴収されることもあるので、気をつけましょう。
機材代:3万円〜10万円
披露宴中にBGMやムービーを流したり、演出に合わせて照明を変えたりするのにもお金がかかります。
控室料:1万円〜2万円
控室料は、新郎新婦の支度する部屋や家族の控室使用料です。
介添料:1万円〜1.5万円
介添料とは、結婚式当日に新郎新婦のお世話をしてくれる人に対しての費用。
結婚式に参列経験のある人なら見たことがある、ウェディングドレスの裾を直したりしてくれる人です。
新郎新婦にとっては必要不可欠な存在です。
司会料:5万円〜10万円
司会料は披露宴で司会をしてくれる人に支払う費用です。
一般的には、式場から外部の司会業者に依頼します。テレビに出たことのあるなど、人気の司会者に頼めば追加料金がかかることもあります。
写真・映像
結婚式で欠かせないのが写真や映像です。
写真や映像にどこまでこだわるかは人それぞれですが、今はゲストがスマホでたくさん撮影してくれるので、それで十分と考える人も多いのではないでしょうか。
カメラ:10万円〜30万円
結婚式当日の写真の撮影は、式場を通してプロに頼むのが一般的です。
カメラの上手い友達や親戚に頼むのもひとつの手ですが、その場合はお心付けをお渡しすることになります。
ビデオ:10万円〜20万円
披露宴で流すムービー作成、当日にビデオ撮影などが映像関連でかかる費用です。
特に当日に撮影したものをエンドロールで流す、いわゆる「撮って出し」になると10万円〜20万円が相場です。
会場装花
結婚式会場を彩るのに欠かせないのが会場の装花。
種類やボリュームによって、金額が変わってきます。
あまりに安いものにすると、華やかさが失われてしまいます。
メインテーブル装花:5万円〜10万円
新郎新婦2人が座る高砂・メインテーブルの装花は、5万円〜10万円が相場です。
メインテーブルの周りで、新郎新婦がゲストと写真を撮るゲストも多いため、見映えは気にしたいところ。
ゲストテーブル装花:5万円〜10万円
ゲストが座るテーブルの装花は、1卓あたり5,000円〜1万円が相場です。
ゲスト数が多ければテーブルの数も増えるので、装花の費用もアップします。
引出物関連
引出物は、結婚式当日にゲストに持ち帰ってもらうお返しの品。
料理と並んで結婚式のおもてなしとして重要なものです。
引出物:1人あたり3,000円〜6,000円
引出物は、メインのもの・引菓子・縁起物の3つを合わせたものが一般的です。
- メイン:3,000円前後
- 引菓子:1,000円前後
- 縁起物:1,000円前後
相場は上記の通りで、3つ合計しておおよそ3,000円〜6,000円です。
持ち込みもできますが、持ち込み料がかかってかえって高くなることもあるので、注意しましょう。
プチギフト:1人あたり200円〜500円
プチギフトは、新郎新婦がゲストをお見送りする際にお渡しするギフトです。
プチギフトの相場は数百円。こだわっても限界があるので、費用を削りやすい項目でもあります。
バッグ:1人あたり300円〜700円
引出物を入れるバッグ。
式場で紙袋を用意してくれますが、その相場は1枚300円〜700円です。
ペーパーアイテム
ペーパーアイテムとは、招待状・席札・席次表・メニュー表です。
全て合計すると、ゲスト1人あたり1,000円〜1,500円が相場です。
ペーパーアイテムは自分達で作ったり、式場以外の業者に頼むことで、大きく費用を抑えることが可能ですよ。
いずれも1部あたりの費用は数百円ですが、それが人数分となれば数千円〜数万円の節約になります。
招待状:1部200円〜500円
結婚式の2〜3ヶ月前に郵送する招待状。デザインも様々あります。
式場に頼むと1部350円〜500円が相場ですが、ネットでは200円代でも注文できます。
席札:1部150円〜250円
席札は、ゲストの席に置く名前の書かれた札のこと。
席札の後ろにメッセージを書く人も多いです。
席次表:1部400円〜800円
席次表は、会場の位置関係や自分の席がどこかが書かれている案内図。
式場に頼むと、1部400円〜800円とお高めです。
メニュー表:1部200円〜500円
メニュー表には、出される料理が書かれています。
ゲストが着席したら真っ先に目がいきやすいです。
サービス料
サービス料とは、料理やドリンクなどの飲食にかかり、いわば式場スタッフの人件費と考えておくといいでしょう。
飲食代の10%程度で設定されている会場が多いようです。
会場によって、何にどの程度の割合かかるのかが違うので、契約時にしっかりと確認しておくのがおすすめ。
見積もりに含まれていないものもあるのを忘れずに
ここまで結婚式費用の内訳について解説してきましたが、実は見積もりに含まれていない項目もあるのです。
上記で紹介した費用は結婚式場に支払うものです。
結婚式場に支払う以外にも、下記のような費用が発生します。
結婚式の見積書に入らないもの
- 結婚指輪代
- リングピロー代
- ブライダルエステ・ネイル代
- インナーや靴下などの衣装代
- 手づくりアイテムの材料費
- BGM用のCD代
- 招待状の切手代
- ゲストの交通費・宿泊費
- ゲストの移動のタクシー代
- 各種役割をお願いした人へのお心付け
- 家族の衣装・着付け代
- ドリンクの追加料金
これらは見積書には記載されいませんが、別途費用がかかることを覚えておきましょう。詳しくは下記の記事を参考にしてくださいね。
結婚式費用内訳まとめ
結婚式費用の内訳について解説してきました。
結婚式費用の内訳を知れば、予算の計算もしやすくなり、削れるところが見えてきます。
ぜひ、結婚式費用を考える際の材料にしてもらえると嬉しいです。
詳しい結婚式費用の節約術を知りたいという方は、以下の記事で節約ポイントをチェックしてみてくださいね。
・結婚式費用の内訳ってどうなってるの?
・結婚式では何にどのくらいお金がかかっているの?
・それぞれの相場を知りたいな