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【実体験】我が家は長男・次男とも生後すぐに完ミにした 生後すぐに完ミにして実際どうだった?【結論:問題なし】 生後すぐに完ミにした理由3つ 完ミのメリット5つ・デメリット4つ
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赤ちゃんを母乳で育てるのを「完母」、母乳とミルクで育てるのを「混合」、ミルクのみで育てるのを「完ミ」といいます。
母乳が推奨されるとは聞きますが、実際のところ完ミにしたいというママパパも多いはず。
僕の息子達は、2人とも生後すぐに完ミに移行しました。
この記事では、生後すぐに完ミに移行した体験談をもとに、完ミにした理由やメリット・デメリットを解説します。
完ミにしようか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
【実体験】我が家は長男・次男とも生後すぐに完ミにした
冒頭でもお伝えしましたが、僕の息子は2人とも生後すぐに完ミに移行しました。
入院中と退院後すぐは妻が母乳をあげていましたが、2週間ほどで母乳をやめてミルクを飲ませていました。
長男は1歳3ヶ月ほどでミルクを飲むのをやめましたが、それまでずっと完ミでした。
現在(2023年9月時点)、次男は生後11ヶ月を過ぎましたが、ミルクを卒業するまで完ミのつもりです。
生後すぐに完ミにして実際どうだった?【結論:問題なし】
では、生後すぐに完ミにしてどうだったのか?結論からお伝えすると、全く問題ありませんでした。
長男は元気に成長して2歳を迎えますし、次男も現時点で発達は順調です。
よく母乳のほうが良いとか、ミルクだと罪悪感があるって聞くけど、どうなの?
1人目の時は、すぐにミルクにするのに、抵抗も罪悪感もあったよ。でも、長男は順調に成長してくれたから、次男の時はマイナスに思うことはなかったな。
たしかに、僕も妻も最初は「母乳で育てたほうがいいのかな」と思っていました。
しかし、完ミのメリットも多いですし、成長にも問題なかったので、今は前向きに捉えられるようになりました。
生後すぐに完ミにした理由3つ
生後すぐに完ミした理由を解説します。
生後すぐに完ミにした理由3つ
- 子どもがうまく飲めなかったから
- 妻が大変だったから
- 僕もミルクをあげられるようにしたかったから
理由①:子どもがうまく飲めなかったから
1つ目は、子どもが母乳をうまく飲めなかったことです。
長男は、出産予定日よりも2週間以上早く産まれて、2,500gに満たない低出生体重児でした。
そのため、生後は母乳をうまく吸えませんでした。
入院中にミルクも試したところ、ミルクのほうがうまく飲めていたとのことで、ミルクで栄養をあげていくことにしました。
長男が完ミで問題なかったので、次男も自然と完ミになりました。
理由②:妻が大変だったから
子どもがうまく飲めなかったことに加えて、妻も大変だったことも理由です。
母乳の出が悪かったのと、授乳していると胸が張ってくる感じがあったとのことでした。
産後のメンタル不調も相まって、母乳をあげるのが大変になったので、完ミにしようと決めました。
理由③:僕もミルクをあげられるようにしたかったから
3つ目の理由は、僕でもミルクをあげられるようにしたかったからです。
僕は、長男が産まれて2ヶ月、次男が産まれて3ヶ月の育休を取得しました。
2人で育児をするのなら、僕でも妻でもできる完ミのほうが、お互いに楽だとの話になりました。
僕自身もミルクを担当したことで、息子の成長を肌で感じることができました。
完ミのメリット5つ
次に、完ミのメリットを解説します。
完ミのメリット5つ
- 誰でもできる
- 場所を選ばずに飲める
- 飲んだ量がわかりやすい
- ママが気軽に外出できる
- パパでも成長を感じやすい
1つずつ順にみていきましょう。
メリット①:誰でもできる
母乳だとママしかあげられませんが、ミルクだとパパでも祖父母でも誰でもあげられます。
特に、夜間のミルクをパパが担当できると、ママがゆっくり休めるので、寝不足にならずに済みます。
ママしか授乳できないと負担が増えてしまいますが、僕自身もできたことで、妻の負担を減らせたと思っています。
夜のミルクをあなたにやってもらって、ゆっくり寝れたのは大きかったな。
また、実家に帰った時は、祖父母(自分達の親)にミルクをお願いして、自分達はゆっくり休むこともできました。
誰でもあげられるのは大きなメリットですね。
メリット②:場所を選ばずに飲める
ミルクだと、場所を選ばずに飲めます。
母乳だと、外出時などは授乳できる場所を探さなければなりません。
場合によっては、授乳室が埋まっていると、子どもを待たせてしまうかもしれません。
場所を選ばず、人目も気にせずに飲ませられるのは助かりますね。
メリット③:飲んだ量がわかりやすい
ミルクの場合、哺乳瓶の目盛りを見れば、ひと目でいくら飲んだかわかります。
母乳だと、いくら飲んだかを把握しにくいです。
飲んだ量がわからないと、しっかり飲めているのか不安になりますよね。
1日の飲んだ量が把握しやすかったのは、とてもよかったです。
メリット④:ママが気軽に外出できる
母乳だと、ママの外出のハードルが上がります。
母乳をあげるために、子どもを連れていかなければならなかったり、授乳の時間に合わせて帰ってこなければなりません。
ミルクだとパパでもできるので、ママが外出もしやすいですし、実家に預けたりもしやすくなります。
育休中は、僕が子どもの世話を担当して、妻が散歩したりカフェに行ったりしていました。
時間を気にせずに1人で外出できるのは、本当に良かった。
メリット⑤:パパでも成長を感じやすい
パパがミルクを担当することで、子どもの成長を感じやすいのもメリットですね。
最初は少しの量しかミルクを飲めなかったのに、飲む量が増えてきたのを実感できたのはとても嬉しかったです。
ミルクをあげることを通して、妻とも子どもの成長を共有でき、夫婦の仲も深まりました。
完ミのデメリット4つ
最後に、完ミのデメリット4つです。
完ミのデメリット4つ
- 作るのに時間がかかる
- 哺乳瓶を洗ったり、消毒するのが面倒
- お金がかかる
- 外出時に荷物が多くなる
詳しく解説していきますね。
デメリット①:作るのに時間がかかる
母乳と違い、ミルクは作るのに時間がかかります。
・粉を哺乳瓶に入れる ・お湯を入れて溶かす ・飲める温度に調整する
上記のような作業があるので、飲み始めるまでに2〜3分はかかりますね。
子どもがミルクを欲しがっているときに、飲める状態になるまで待たせてしまうのは、申し訳なく感じました。
粉をこぼしてしまったり、ぬるくしすぎてしまったりと、何度も失敗しました。笑
デメリット②:哺乳瓶を洗ったり、消毒するのが面倒
作るのに時間がかかるのに加えて、ミルクを飲ませた後の処理も面倒です。
ミルクを飲むたびに、哺乳瓶を洗って消毒して。
新生児期だと1日7〜8回行うので、常に洗い物をしている感じでした。笑
我が家では、薬液消毒と電子レンジ消毒をしています。
薬液消毒用
電子レンジ消毒用
デメリット③:お金がかかる
ミルクは母乳とは違って、お金がかかります。
ミルク1缶(800g)が2,000円です。1週間で1缶使い切るので、2,000円×4週間で1ヶ月8,000円ほどかかります。
高い感じはしますが、食費が1ヶ月8,000円と思えば安いものだなと思います。
ミルク缶が減るペースに個人差はあるにしろ、完ミには意外とお金がかかることは覚えておきましょう。
デメリット④:外出時に荷物が多くなる
完ミの場合、外出時は荷物が多くなります。
・ミルク缶 ・お湯 ・哺乳瓶 ・除菌器 ・洗剤 ・スポンジ
実家に帰省する時は、ミルク関連だけで上記の荷物がありました。
母乳のほうが圧倒的に荷物は減らせます。
なお、お出かけの時の持ち物は新生児のお出かけ持ち物リスト26個【実家へ帰省するのに必要だったもの】にまとめているので、参考にしてみてください。
生後すぐに完ミにした話まとめ
完ミにした理由やメリット・デメリットを解説してきました。
完ミであることをマイナスに思うママパパもいるかもしれませんが、実際に経験してみると僕も妻もマイナスな感情は無くなりました。
メリットもたくさんあり、我が家の息子たちも順調に成長しているので、完ミでも全く問題なかったなと思っています。
完母が良くて、完ミはダメなんてことはありません。自分達に合った授乳の方法で、子どもの成長を楽しんでいきましょう。
・完ミにしようか悩んでいる。
・いつからやるかとか、メリット・デメリットを知りたい。