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男性育休のメリット7つ 男性育休のデメリット3つ
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今回は、長男誕生後に2ヶ月の育休を取得した僕が、男性育休のメリット・デメリットについて解説します。
結論からいえば、育休を取るデメリットよりもメリットのほうが圧倒的に上回ります。
これから育休を取りたい男性にも、パートナーに育休を取ってほしいと考えている女性にも参考になると思います。
子どもが産まれる予定のカップルは、ぜひご一読ください。
目次
男性育休のメリット7つ
では早速、本題の男性育休のメリットを解説していきます。
男性育休のメリット7つ
- 家族の時間が増えた
- 子どもの成長を間近で見れた
- 産後の妻を休ませることができた
- 妻と育児の悩みを共有できた
- 家事スキルがアップした
- 夫婦の絆が深まった
- 自分の人生を見つめ直せた
1つずつみていきましょう。
メリット①:家族の時間が増えた
1つ目のメリットは、家族で過ごす時間が増えたことです。
誰しも、自分の大好きな人とはなるべく一緒にいたいですよね。
僕の場合、仕事の日は8時に家を出て18時に帰宅します。
育休を取れば、その時間も家にいるわけなので、1日10時間も妻や息子と一緒に過ごす時間が増えました。
家族で過ごす時間は、何にも代えられない貴重な時間です。
妻や子どもと一緒にいる時間が長くなるのは、大きなメリットですね。
メリット②:子どもの成長を間近で見れた
2つ目は、子どもの成長を毎日見れたことです。
普段通りに仕事をしていれば、その間の出来事は妻から聞くか、写真・動画で見るしかありません。
例えば、
育休を取れば、上記のような日々の子どもの成長をリアルタイムで体験できます。
子どもが日々変わっていく生後数ヶ月を間近で見れたのは本当に良かったです。
メリット③:産後の妻を休ませることができた
育休を取って家事育児を行うことで、産後の妻を休ませることができました。
「出産は交通事故に遭ったくらいのダメージ」と言われていますが、産後の妻をみていると本当にそんな感じでした。
そんな状態だったからこそ、僕が家事全般と母乳をあげる以外の育児をやることで、妻にはゆっくり休んでもらうことができました。
メリット④:妻と育児の悩みを共有できた
1人目の子育ては全てが初めての経験です。
そのため、悩みも出てきて当然。
どれもパパママ教室で練習はしたものの、実際の子どもを目の前にすると、最初はうまくいきませんでした。
しかし、2人で試行錯誤しながら「こうやるといいかも」「このやり方はよくないね」などと、相談しながら進めていけました。
もし、妻が1人で全てやっていたら、悩みを話したり相談する相手もいなくて、心身ともさらに不安定になっていたでしょう。
育児の悩みを共有できる相手は絶対に必要です。
メリット⑤:家事スキルがアップした
僕は、育休を取ったことで家事スキルがアップしました。
育休期間中は「基本的には僕が全て家事をやり、妻がやれるときはやれる範囲でやる」というルールでした。
そのため、家事全般を毎日やって、全体的に家事スキルがアップしたと思っています。
特に、料理のレパートリーが増えましたね。
子どもが産まれる前も家事はあたりまえにやっていましたが、その前よりも効率良く家事をこなせるようになりました。
メリット⑥:夫婦の絆が深まった
育休を取って妻との絆が深まりました。
産後の妻をサポートし、子どもの成長を一緒に喜ぶ。
あたりまえのことかもしれませんが、そのあたりまえを実践できたことで、妻とこれまで以上に仲良くなれたと思います。
育休期間中に築いた信頼関係は、今でも続いているし、今後も続いていくでしょう。
産後1〜2ヶ月は心身ともに不安定な時期でして、その時期に妻と息子2人っきりにさせておくのは、お互いにマイナスでしかないと思います。
メリット⑦:自分の人生を見つめ直せた
育休を取ったことで、自分の人生を見つめ直すことができました。
というのも、妻と子どもと一緒に過ごす時間が増えたことで、「自分は家族との時間を大切にして生きていきたい」という自分の人生で大切にしたい価値観が定まりました。
また、仕事についても、改めて考え直すことができました。
自分の人生の中で、仕事をどう位置づけるかが明確になったと思っています。
育休を取って仕事から離れてみると、自分の人生を見つめ直すきっかけになるのは間違いありません。
男性育休のデメリット3つ
次に、男性育休のデメリットについて解説していきます。
男性育休のデメリット3つ
- 経済的には少しマイナス
- 仕事の調整をしなければならない
- 手続きが面倒くさい
1つずつ解説していきます。
デメリット①:経済的には少しマイナス
男性の育休取得でよく言われるのが、「収入が減ってしまう」という経済面の不安です。
正直にいうと、思っているよりも収入は減らないです。
僕の場合、普通に働いて給料をもらうのと同じくらいの収入がありました(実際はマイナスでしたが)。
このあたりの経済面の話は、男性が育休を取ると給料は?経済的に大変ってホント?育休を取得した僕が解説を参考にどうぞ。
デメリット②:仕事の調整をしなければならない
育休を取るとなると、避けて通れないのが仕事の調整や引き継ぎです。
これに意外と時間がかかるんですよね。
僕の場合、同じチーム内には先輩のほうが多かったので、色々と気を遣いながら仕事の引き継ぎをするのは大変でした。
上司と相談して、業務を振り分けて、お願いした人に引き継ぎをする。結構な労力です。
また、中には育休を取ることに対して文句や嫌味を言ってくる人もいます(僕は表立って言われることはありませんでしたが)。
それに耐えるのも、なかなかしんどいですよね。
デメリット③:手続きが面倒くさい
3つ目のデメリットは、手続きの面倒くささです。
扶養手当などの申請書類に加えて、育休取得の申請書類もあり、記名したりハンコを押したりするのが面倒でしたね。
書き方がわからず何度も修正をしたり、育児休業給付金のことで育休中に職場から電話がかかってきたりもしました。
まして、男性の育休取得は職場内で僕が初めてだったので、職場の担当者の方も戸惑っていました。
日本だから仕方ないのかもしれませんが、もっと簡単に申請できるといいなと思います。
育休を取る場合は、手続きが面倒くさいことは覚悟しておかなければなりません。
男性育休のメリット・デメリットまとめ
以上、男性育休のメリット・デメリットについての解説でした。
男性育休のメリット7つ
- 家族の時間が増えた
- 子どもの成長を間近で見れた
- 産後の妻を休ませることができた
- 妻と育児の悩みを共有できた
- 家事スキルがアップした
- 夫婦の絆が深まった
- 自分の人生を見つめ直せた
男性育休のデメリット3つ
- 経済的には少しマイナス
- 仕事の調整をしなければならない
- 手続きが面倒くさい
僕自身、育休を取得して本当に良かったと思います。もし、また子どもが産まれたら、その時も育休を取るつもりです。
デメリットよりも確実にメリットのほうが上回ります。
これから子どもが産まれる予定の方は、ぜひ育休取得を選択肢に入れてもらえればと思います。
まずはパパが育休を取るかどうか、夫婦2人でぜひ話し合ってみましょう。
今度、子どもが生まれる予定です。男性が育休を取るメリット・デメリットを知りたい。実際に男性で育休取った人の意見を聞きたい。