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保育園見学の事前準備 保育園見学のチェックリスト26個 【厳選10項目】保育園見学でここだけはチェックしておこう
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今回は、保育園見学についてです。
保育園見学で見るべきポイントを押さえておかないと、保育園選びに失敗する可能性が高まります。
そこで、本記事では、保育園見学のポイントを26個のチェックリストにまとめました。
長男が産まれる前に5つの保育園見学に行った経験と、実際に子どもを保育園に通わせてみての経験をもとに解説していきます。
これから保育園見学に行くパパママさんは、ぜひこのチェックリストを活用して、保育園選びの参考にしてみてください。
目次
保育園見学の事前準備
まずは、保育園見学に行く前の事前準備について解説していきます。
まずは入園希望の保育園をピックアップする
最初は、入園希望の保育園をいくつかピックアップしましょう。
・自宅/職場から近い ・友達の子どもが通っている ・評判が良い
など、理由はなんでも構いません。3〜5つに絞れれば大丈夫です。
見学希望の連絡をする
いくつかに絞ったら、次は見学希望の保育園に連絡をします。
電話予約がほとんどだと思いますが、保育園によってはホームページから予約できるところもあるようです。
送迎などの都合で、希望した日時に必ず見学できるとは限らないため、事前にいくつかの候補を用意してから電話をかけましょう。
お迎えの時間やお昼寝の時間は避けたほうが良さそうで、日中の子どもたちの様子を見学するなら、午前中10時〜11時くらいがベストかと思います。
自治体や保育園のホームページを見てみる
見学する保育園が決まったら、自治体や保育園のホームページチェックしてみましょう。
公立の認可保育園の場合、個別のホームページがないことが多く、各自治体のホームページに基本情報(住所、電話番号、定員、保育時間など)が掲載されています。
私立の場合は、個別のホームページがある保育園もあります。
基本的な情報収集を行いましょう。
服装は自由、持ち物は不要
日時が決定し、事前情報も仕入れたら、見学当日を迎えます。
当日の服装は自由ですが、園児からも見られるため、あまり派手な格好は避けたほうが無難です。
また、持ち物は特に必要ありませんが、メモ帳はあると便利かもしれません。
僕は、保育園から許可を取り、スマホにメモさせてもらいました。
見学はいつ行く?産前・産後それぞれ良さがある
そもそも保育園見学はいつ行くのかという話ですが、保育園によっては産後しか見学を受け付けていないところもあるようです。
産後の場合だと、子どもも一緒に連れていかなければならないため、産前よりも大変なのは確かです。
その反面、園の雰囲気が子どもに合いそうか、子どもを見た時の保育士や園児達の反応を見ることができます。
産前の場合は、妊婦の体調にもよりますが、子どもの世話という心配をする必要がないので、見学はしやすいでしょう。
産前・産後ともそれぞれメリット・デメリットがあります。
僕たちは妻が産休に入ってから2人で行きました。
僕自身の経験上、産前に行ったほうが園内を回ったり話を聞いたりはしやすいので、オススメです。
保育園見学のチェックリスト26個
では、本題である保育園見学のポイントを紹介します。まずは一覧をご覧ください。
保育園見学のチェックリスト26個
- 自宅からの距離・所要時間
- 送迎の仕方(駐車場等)
- 周辺の環境や治安
- 室内の清潔さ
- 施設の充実度(遊具・広さ・トイレ)
- 園庭の有無と外遊びの方法
- 保育士の対応や印象
- 園児の様子
- 各クラスの人数と保育士の数
- 保育時間は何時から何時か
- 延長保育は何時までか
- 土曜保育の有無
- 料金はいくらか
- オムツやおしりふきは持ち込みか
- 使用済みオムツは持ち帰るか
- 布団やシーツは持参か
- 普段の持ち物
- 調理室は園内にあるか、外注か
- おやつの種類
- アレルギー対応はどうなっているか
- 献立表などはあるか
- 行事はあるか(運動会・発表会等)
- 保護者会はあるか
- 慣らし保育はどのように行うか
- 普段の連絡はどのように行うか(アプリ・連絡帳など)
- 熱が出たり怪我をした時の対応
ここからは
の6つのカテゴリーに分けて、1つずつ解説していきますね。
保育園見学のチェックリスト【立地・設備】
まずは、立地・設備に関してです。
1:自宅からの距離・所要時間
自宅からの距離や所要時間は、見学当日に実際に測って見るのがオススメ。
交通量や危ないポイントはないかをチェックしてみましょう。
可能であれば、保育園から職場までの距離や所要時間も測れるといいですね。
2:送迎の仕方(駐車場等)
送迎の仕方(徒歩、自転車、車など)も確認しましょう。
自転車や車の場合は、駐車場や駐輪場はどうかもチェックです。保育園によっては駐車場が入りにくかったり、狭かったりします。
息子が通っている保育園は駐車場がないので、路駐して送迎しています。見学当日に聞かないとわかりませんでした。
送迎は毎日のことなので、必ずチェックです。
3:周辺の環境や治安
周辺環境や治安も大切。子どもが安心して過ごせるかに関わります。
例えば、近くに線路があり、電車の音でお昼寝中に目が覚めてしまう子が多い
上記のような場合だと、子どもの生活リズムは乱れますよね。
また、子どもたちはお散歩に行くことが多いので、お散歩コースを聞いたり、周辺に気になるところがないかを確認してみましょう。
4:室内の清潔さ
普段過ごすうえでは、園内の清潔さも重要です。
廊下やトイレなど清掃はされているかなどを確認しましょう。
僕たちは産前の見学だったのでわかりませんでしたが、産まれてから息子にハウスダストなどのアレルギーがあることがわかりました。
子どもがアレルギー持ちの場合は、特に注意してみておきたいですね。
5:施設の充実度(遊具・広さ・トイレ)
遊具が充実しているか、教室やホールの広さ、トイレなども気になるところですよね。
園内をまわった時に、自分達の目で確かめてみましょう。
それと同時に、日当たり具合や換気が行き届きそうかもチェックしましょう。
また、
・子どもの手が届く範囲に危ないものは無いか ・ゲートや柵が設置されているか ・ドアの開け閉めで指が挟まったりしないか
などの安全対策も、重要ポイント。
6:園庭の有無と外遊びの方法
園庭があるかどうか、無い場合はどうやって外遊びをするのかもチェックしましょう。
まだ0〜1歳だとあまり気になりませんが、2歳を過ぎると外で身体を動かして遊ぶのも増えてきます。
外でのびのびと遊べるかを気にするパパママさんは、確認必須の項目です。
息子の通う保育園は園庭がありませんが、近くの公園までお散歩に行って、そこで遊んでいます。
保育園見学のチェックリスト【雰囲気・体制】
保育園の雰囲気や体制についてのチェック項目です。
7:保育士の対応や印象
子どもを預けるのに、保育士さんがどうかはとても重要なポイントですよね。
先生方の表情や子ども達への声かけの仕方などを注意して見てみましょう。
特に、悪いことをしたり、泣いている子どもへの対応は要チェックです。
また、保育士さん同士がしっかりコミュニケーションを取れているのかも見れるといいですね。
8:園児の様子
保育士さんの雰囲気や対応に加えて、園児の様子も観察しましょう。
園児がのびのびと笑顔で遊んでいると、楽しく過ごせてるんだなと思いますよね。
9:各クラスの人数と保育士の数
各クラスの人数と保育士さんの数も確認しましょう。
園児の数に対して保育士の数が足りていない場合、1人ひとりに目が行き届かない可能性が高いです。
最近は事故も多いので、確認しておきたいポイントです。
息子の通う保育園は少人数のため、0〜2歳と3〜5歳の2クラスに分けられていて、違う学年の子達とも一緒に遊んでいます。
学年を越えて遊ぶ保育園もあるので、どのようなクラス分けかも聞いてみるとよさそうです。
保育園見学のチェックリスト【時間・料金】
次は、時間や料金に関してです。
10:保育時間は何時から何時か
仕事復帰してからのことを考えると、何時に送って何時にお迎えに行けばいいのかは気になりますよね。
保育園に聞かなくても、自治体のホームページに記載されている場合もあります。
どちらの方法でもいいので、確認してみましょう。
11:延長保育は何時までか
保育時間に加えて延長保育が何時までか、延長料金もあわせても確認してみましょう。
こちらも、自治体のホームページで確認できる場合もあります。
また、どのくらいの園児が延長保育を利用しているかもあわせて聞いてみるといいかもしれません。
というのも、延長保育を利用する園児が少ない場合、子どもが寂しさを感じやすいからです。
時短勤務などを検討するための材料になります。
12:土曜保育の有無
土曜勤務があるパパママの場合は、土曜日に保育園に預けられるかは仕事に大きく関わります。
土曜保育の有無と時間を確認しましょう。
13:料金はいくらか
保育料も気になるところですよね。
公立の保育園の場合は、自治体のホームページで確認できます。
毎月の保育料だけでなく、入園料や給食費などが別途かかることもあります。
基本的に保育料は3歳から無料です。それまでは年収に応じて課されます。年齢に関わらず無償化にしてほしいですが…
保育園見学のチェックリスト【持ち物】
次は、持ち物に関してです。
14:オムツやおしりふきは持ち込みか
オムツやおしりふきは持ち込みかをチェックしましょう。
サブスクを利用すればオムツを持っていく必要がない保育園もあるようです。
持ち込みの場合、オムツ1枚ずつに名前を書かなければならない場合もあります。
息子の通う保育園では、落ち込みなので無くなるたびに持っていきます。
15:使用済みオムツは持ち帰るか
僕も初めて知った時は衝撃を受けたのですが、オムツは持ち帰りの保育園もあります。
親が子どもの便の色を確認したりする目的があるようです。
息子の通う保育園では、処分してくれます。
使用済みオムツを持ち帰るかどうかは、電車やバスに乗ったり、買い物に行ったりなど、お迎え後の行動に関わります。
処分してくれるのがあたりまえではないので、オムツが持ち帰りか確認してみましょう。
16:布団やシーツは持参か
お昼寝用に布団とシーツが必要です。
持参する保育園もあれば、レンタルできる保育園もあります。
通園時の荷物の負担にも関わるので、聞いてみましょう。
17:普段の持ち物
普段の持ち物も、保育園によって異なります。
息子が通う保育園の場合は、以下のものを毎日持っていきます。
・スプーンとフォークのセット ・コップ ・エプロン ・手ふきタオル ・口ふきタオル(お昼ご飯、午前午後のおやつ用で3枚)
他にも
・保育園に着替え常備 ・毎週末に布団とシーツを洗濯 ・おむつとおしりふきは無くなれば持っていく
といった感じで、持ち物は意外と多いです。
普段の持ち物が何かを聞いてみましょう。
保育園見学のチェックリスト【給食】
給食に関してのチェック項目です。
18:調理室は園内にあるか、外注か
保育園内に調理室があり手作りしているのか、そもそも調理室がなく外注しているのか確認してみましょう。
人数が多いと、どこかに委託している保育園も多いようです。
息子の通う園では、0〜2歳児は手作り、3〜5歳児は外注です。
19:おやつの種類
おやつの種類もチェックしてみましょう。
毎日同じおやつではなく、バリエーションがあったほうが楽しいですよね。
おやつも園内で手作りする場合もあれば、市販のものを出す場合もあり、様々です。
また、園児たちが育てたり、収穫体験で取ってきた物を使って、おやつを作る園もあるようです。
20:アレルギー対応はどうなっているか
食品のアレルギー対応も保育園によって異なります。
子どもの体調に大きく関わるので、確認してみましょう。
アレルギーへの対応として、
①アレルギーの子のご飯は別に用意してくれる ②アレルギー食に対応していないので、アレルギーの食材の日は弁当を持参する
があります。
息子の通う保育園では、①で対応してくれています。
僕の息子もですが、特に卵や乳製品はアレルギーが出やすいです。
21:献立表などはあるか
保育園で子どもがどんなメニューを食べているのかも気になりますよね。
そこで、献立表があるのかも聞いてみるといいかもしれません。
息子の通う保育園では、毎月始めに献立票が配られます。「今日/明日のご飯は〇〇だね」と、息子との会話のきっかけにもなっています。
保育園見学のチェックリスト【行事】
次に、行事に関してです。
22:行事はあるか(運動会・発表会等)
保育園での行事はあるのか、確認してみましょう。
子どもだけが参加する行事もあれば、親子で参加する行事もあります。
年間のおおまかな行事予定は出ていると思うので、時期や曜日も確認してみるとよさそうです。
今はコロナの影響で、保護者が参加せずに園児だけで行事をする保育園も多いようです。そのため、息子の通う保育園では当日の様子を撮影したDVDを用意してくれました。
23:保護者会はあるか
保護者会がある保育園もあるようです。
仕事終わりに集まったりする機会がある場合、仕事の調整や子どもをパートナーにみてもらうなどの相談が必要になってきます。
他にも、行事の準備を手伝ったりすることもあるようです。
息子の通う保育園では保護者会がないので、負担はゼロです。
保育園見学のチェックリスト【その他】
最後に、その他のチェックリストです。
24:慣らし保育はどのように行うか
ほとんどの保育園では、通い始める前に「慣らし保育」を行います。
いきなり1日通して預けるのではなく、最初は午前中2時間のみ、次はお昼ご飯を食べる、その次はお昼寝までする、など段階的に保育時間を増やしていくのが一般的です。
慣らし保育の期間の進め方や期間は復職にも関わるので、確認してみましょう。
25:普段の連絡はどのように行うか(アプリ・連絡帳など)
普段の連絡手段も気になるパパママは多いようです。多いのは、手書きの連絡帳かアプリ。
パパママと保育園との重要なコミュニケーションツールになるので、どのような方法か聞いてみましょう。
僕が見学に行った、とある保育園では、日中の活動の様子をホームページにアップして、保護者が見れるようにしていました。
26:熱が出たり怪我をした時の対応
熱が出たり、怪我をした時に、どのように対応してくれるのかも確認してみましょう。
看護師さんが常駐している保育園では、その看護師さんが対応してくれる園もあるようです。
37.5℃以上の熱があれば登園不可、登園していればお迎えの連絡が来るのが一般的です。
他にも、受診や用事で遅れて登園する場合、何時までなら預かってくれるかなど、仕事復帰するうえでは意外と大事です。
【厳選10項目】保育園見学でここだけはチェックしておこう
以上、保育園見学のポイントを26項目解説してきました。
全ての項目を確認しなければならないわけではありません。
自分たちが重視したいポイントを優先してチェックしましょう。
僕たちは、以下の10項目を特に重視しました。
僕たちが重視したチェックポイント10項目
- 送迎の仕方(駐車場等)
- 室内の清潔さ
- 保育士の対応や印象
- 各クラスの人数と保育士の数
- 園児の様子
- 保育時間は何時から何時か
- 延長保育は何時までか
- 土曜保育の有無
- 食材のアレルギー対応はどうなっているか
- 熱が出たり怪我をした時の対応
上記10項目は、普段の子どもの生活に関わり、仕事をするためにも確認必須の項目だったので、どこの保育園見学でも必ず確認していました。
チェックポイントの中でも、自分たちが何を重視したいか優先順位をつけてみましょう。
保育園見学のチェックリストを活用して、後悔のない保育園を選ぼう
長いと、保育園には6年間近く通うことになります。だからこそ、希望する保育園に入園させたいですよね。
必ず希望する保育園に入園できるとは限りませんが、見学の時点で希望する保育園の優先順位をつけておくことは大切です。
今回紹介したチェックリストを参考に、ぜひ後悔のない保育園選びをしてくださいね。
保育園入園で必要なものリストを以下の記事でまとめているので、参考にどうぞ。
・子どもを保育園に通わせるので、保育園見学に行きたいけど、どんなポイントを見るといいの?
・保育園見学のチェックリストがほしい。